この記事は2023年1月に日本の劇場で公開された映画作品をかる~く紹介していく記事です。(私が観た作品だけ)
「2023年って、どんな映画があったっけ?」と新たな映画に出会いたい方や振り返りたい方、「あの映画、気になってるけど実際どんな感じなの?」と鑑賞の判断をつけたい方向けの記事になっています。本当に軽く紹介するだけなので、軽く流し読みする程度で読んでください。ネタバレは絶対にしません。ご安心ください。
各作品ごとに以下の項目を挙げて簡単に紹介していきます✍
- 公開日(日本の劇場で公開された日)
- ジャンル
- 監督
- キャスト
- 概要
- あらすじ
- 感想
加えて、各作品ごとに以下の観点を⭐の数で評価していきます。
- 脚本・ストーリー
- 演出・映像
- 登場人物・演技
- 設定・世界観
⭐は最大で5つです。
それでは、早速いきましょう💨
ドリーム・ホース
公 開 日 :1月6日
ジャンル:伝記、ドラマ
監 督 :ユーロス・リン
キャスト:トニ・コレット、ダミアン・ルイス、オーウェン・ティール 他
概要
イギリスの小さな寂れた村で競走馬を育てた者たちが起こした奇跡の実話を描いたヒューマン・ドラマ。村が活気を取り戻していくほどのドラマティックな出来事は注目を集め、人々を感動の渦に巻き込んだ。2015年にはドキュメンタリー映画が制作され、今回は主演に『ヘレディタリー継承』のトニ・コレットを迎えて長編映画化。実話からの脚色でも観る者に大きな感動を与え、米レビューサイト『ロッテン・トマト』では2023年1月時点では批評家の支持率が80%越え。観客の支持率が90%越えであり大きな高評価を獲得している。
あらすじ
イギリス・ウェールズ、谷あいの小さな村。夫と二人暮らし、パートと親の介護だけの”何もない人生”を送っていた主婦ジャン。ジャンは馬主経験のあるハワードの話に触発されて競走馬を育てることを思いつき、村のみんなに共同で馬主となることを呼びかける。週10ポンドずつ出しあって組合馬主となった彼らの夢と希望を乗せ、「ドリーム・アライアンス(夢の同盟)」と名付けられた馬は、レースで奮戦し、彼らの人生を変えていくが…。
※公式サイトより引用および抜粋
感想
編集中。
⭐評価
脚本・ストーリー:⭐⭐⭐⭐
演出・映像 :⭐⭐⭐⭐⭐
登場人物・演技 :⭐⭐⭐⭐
設定・世界観 :⭐⭐⭐⭐⭐
星の総数 :計18個
恋のいばら
公 開 日 :1月6日
ジャンル:?
監 督 :城定秀夫
概要
2004年公開の韓国映画『ビヨンド・アワ・ケン カレと彼女と元カノ』の邦画版リメイク。原作同様、1人の男性とその元カノと今カノによる三角関係から芽生える愛憎や嫉妬心を描きとる。監督は『アルプススタンドのはしの方』等、多くの良質な作品を生み出し続ける城定秀夫さんが務める。
あらすじ
図書館に勤務する富田桃は、付き合っていたカメラマンの湯川健太郎にフラれ、ひとつの恋を終えていた。その後、健太郎のインスタを眺めると、新しい恋人らしき人物を目にする。さらには、健太郎のインスタから新恋人らしき女性こと真島莉子のインスタを発見する。桃はインスタを頼りに莉子を特定し、直接会いに行ってしまう。そして、莉子と遭遇した桃は、ある”秘密の共犯”を持ちかける。
※公式サイトより引用および抜粋
感想
コミカルな雰囲気。スリラー的な展開。実は、ミステリー要素もあったりと多岐ジャンルを併せ持つ人情劇。元カノと今カノが犯罪まがいの行動が着実に実行されていく中、三角関係を愛憎と嫉妬で絡み合わせ、さらには童話の「眠り姫」を用いてストーリーを二転三転させて色濃く3人の感情を写し取る。元カノと今カノは上手く共犯を遂行できるかどうかや同じ男性を愛した者同士が最後に抱く思いの方向性に最後まで目を離すことが出来ない。長回しや手振れドアップ等を駆使した多彩なカメラワークが退屈を与えず、物語の着地点が輪郭を帯びても、最後のワンカットまで油断を与えない。真実に到達することは恐怖と勇気が表裏一体であることを身をもって知る。シスターフッドとしての潔さもある一方、背筋を薄っすらと凍らせる。安定感の塊である城定秀夫監督の作品として、良質なエンタメに仕上がっている。
中島歩さんが2022年公開作品の『愛なのに』や『よだかの片想い』と同様に「何か自覚が足らん惜しい男性」の役柄で登場する。中島歩さんは性格俳優としてユニバース化が進んでいる。
⭐評価
脚本・ストーリー:⭐⭐⭐⭐
演出・映像 :⭐⭐⭐⭐
登場人物・演技 :⭐⭐⭐
設定・世界観 :⭐⭐⭐⭐
星の総数 :計15個
非常宣言
公 開 日 :1月6日
ジャンル:スリラー
監 督 :ハン・ジェリム
キャスト:ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ナムギル、イム・シワン、キム・ソジン、パク・ヘジュン 他
概要
『パラサイト 半地下の家族』や『ベイビー・ブローカー』など数々の大ヒット作で主演を張ったソン・ガンホと『悪魔をみた』や『G.I.ジョー』シリーズに出演したイ・ビョンホンといった韓国2大トップスターの豪華タッグによるフライト・パニック・スリラー。未曽有のバイオテロに2大俳優が地上と上空で愛する者のために奮闘する姿が描かれる。
あらすじ
娘とハワイへ向かう飛行機恐怖症のジェヒョクは、空港で謎の若い男に執拗につきまとわれる。しかも、その男が同じ便に搭乗したことを知り、不安がよぎる。ジェヒョクが搭乗したKI1501便はハワイに向けて飛び立つが、離陸後間もなくして、1人の乗客男性が原因不明の発作を引き起こして死を遂げる。直後に他の乗客たちにも同様の症状が現れ、機内は恐怖とパニックの渦に包まれていく。一方、地上では、妻とのハワイ旅行をキャンセルしたベテラン刑事のク・イノは、ネット上に飛行機へのバイオテロを宣言する犯行予告動画がアップされていることを知って捜査を進めていくが、その飛行機に妻が搭乗していることを知り、不安を募らせながらもテロ解決のために動き出す。また、テロの知らせを受けた国土交通大臣のスッキは、緊急着陸のために国内外に交渉を開始する。副操縦士のヒョンスは、乗客の命を守るため奮闘するが、飛行を続けるタイムリミットが迫り、「非常宣言」を発動する。
※公式サイトより引用および抜粋
感想
編集中。
⭐評価
脚本・ストーリー:⭐⭐⭐
演出・映像 :⭐⭐⭐⭐
登場人物・演技 :⭐⭐⭐⭐
設定・世界観 :⭐⭐⭐
星の総数 :計14個
映画 イチケイのカラス
公 開 日 :1月13日
ジャンル:漫画実写化、ドラマ
監 督 :田中亮
キャスト:竹野内豊、黒木華、斎藤工、向井理、吉田羊、尾上菊之助 他
概要
講談社「モーニング」で連載された浅見理都さんの同名コミックを原作とするテレビドラマが、時を経てスクリーンにカムバック。監督はテレビシリーズ同様に田中亮監督が務める。主要人物である入間みちお役には竹野内豊さん、坂間千鶴役に黒木華さんは勿論のこと、新たに斎藤工さん・向井理さん・吉田羊さん等の名優たちが登場。劇中で起こる2つの事件より、法律とは何たるかを提示する法廷ドラマの幕が上がる。
あらすじ
入間みちおが東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を去って2年。
岡山に異動したみちおが担当することになったのは、主婦が史上最年少防衛大臣・鵜城英二に包丁を突きつけたという傷害事件。事件の背景には、不審点だらけのイージス艦と貨物船の衝突事故があった。だが、イージス艦の航海内容は全て国家機密で、みちおの伝家の宝刀「職権発動」が通用しない難敵だった…。
その同時期、入間みちおの犬猿の仲として知られる裁判官・坂間千鶴は、裁判官の「他職経験制度」で弁護士になっていた。配属先は奇しくもみちおの隣町…。そこで出会った人権派弁護士・月本信吾とバディを組み、人々の悩みに寄り添う月本に、次第に惹かれていく…。そんな中、町を支える地元大企業のある疑惑が浮かび上がる…。
2つの事件に隠された、衝撃の事実。それは決して開けてはならないパンドラの箱だった…。
※公式サイトより引用および抜粋
感想
ドラマ未見でも大丈夫。予告編以上にドラマの掘り下げは少ない。竹野内豊さんと黒木華さん演じるキャラが犬猿の仲である点を抑えればオッケー。
テーマは法律の二面性。ある人にとっては障害。ある人にとっては救済。それが法律であり、法律が持ち続ける二面性。例え、現行の法律を改正しても新たな法律を制定しても、その二面性は未来永劫において変わらない。だからといって、法律の良し悪しを審判するのではなく、法律の特性として向き合っていくものだと本作を通じて感じ取れる。そして、その向き合いに必要なのが法のスペシャリストとして働く職業の存在だと実感する。本作は黒木華さん演じる弁護士の成長を通し、法律の向き合いを観る者に与える法廷ドラマである。
⭐評価
脚本・ストーリー:⭐⭐⭐
演出・映像 :⭐⭐⭐
登場人物・演技 :⭐⭐⭐⭐
設定・世界観 :⭐⭐⭐⭐
星の総数 :計14個
イニシェリン島の精霊
公 開 日 :1月27日
ジャンル:ドラマ
監 督 :マーティン・マクドナー
キャスト:コリン・ファレル、ブレンダン・グリーソン、ケリー・コンドン、バリー・コーガン 他
概要
第74回ヴェネチア国際映画祭で脚本賞、続く2017年度トロント国際映画祭で最高賞の観客賞を受賞、さらにフランシス・マクドーマンドに2度目のアカデミー主演女優賞をもたらし、その年に映画ファンを最も興奮と震撼を与えた傑作『スリー・ビルボード』から5年。いまなお演劇界・映画界の最前線に立つ鬼才マーティン・マクドナーの全世界待望の最新作。人の死を予告する精霊バンシーをモチーフに、アイルランドの孤島で描かれる2人の男の友情の終焉から始まるヒューマン・ドラマが展開される。
映画界での評価が高く、アカデミー賞やゴールデングローブ賞などの映画祭で数々のノミネートと受賞を獲得している。
※公式サイトより引用および抜粋
あらすじ
舞台は1923年のアイルランド。内戦に揺れる本土から海を渡った先にイニシェリン島と呼ばれる孤島があった。島民全員が顔見知りの小さな島で、気のいい男パードリックは長年友情を育んできたはずだった友人コルムに突然の絶縁を告げられる。急な出来事に動揺を隠せないパードリックだったが、理由は分からない。賢明な妹シボーンや風変わりな隣人ドミニクの力を借りて事態を好転させようとするが、ついにコルムから「これ以上、自分に関わると自分の指を切り落とす」と恐ろしい宣告をされる。そして、この島に、死を知らせると言い伝えられる”精霊”が降り立つ。その先には誰もが想像しえなかった衝撃的な結末が待っていた…。
※公式サイトより引用および抜粋
感想
編集中。
⭐評価
脚本・ストーリー:⭐⭐⭐⭐⭐
演出・映像 :⭐⭐⭐⭐
登場人物・演技 :⭐⭐⭐⭐⭐
設定・世界観 :⭐⭐⭐⭐
星の総数 :計18個