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【簡単レビュー】最近観た旧作映画4本をゆるく語る回

はじめに

Popcorn, Food, Carton, Container, Movies, Cinema

 タイトルそのままです。最近レンタルして観た旧作映画を簡潔に感想やら何やらを語っていくブログです。

 

 以下の3点に触れて書きます。

 

①概要

②あらすじ

③感想

 

 

 じゃあ、さっそく行きましょう💨

 

 

 

シャッターアイランド

シャッター アイランド - 作品 - Yahoo!映画

 真実と虚像の狭間で起こる幻惑のミステリー

 

①概要

 2010年に公開されたミステリー映画です。主演はレオナルド・ディカプリオ、監督はマーティン・スコセッシとハリウッドではお馴染みのゴールデンタッグでお送りします。

 あまりにも衝撃のラストを迎えるため、日本での公開当時に「この映画のラストはまだ見ていない人には決して話さないでください」と御触書が出されました。

 ラストへ到達するまでの間、多くの伏線が隠れています。気づかずに見過ごすことが多いので、観終わった後にもう一度最初から観たくなる魔力を持った二度見必須の映画です。

 

②あらすじ

silhouette of mountain near body of water during sunset

 ボストンハーバーに浮かぶ孤島・シャッターアイランド。この島にあるのは、多くの精神異常犯罪者を収容している精神病棟です。

 ある日、患者の一人であるレイチェル・ソランドという名の女性が、病院内から失踪する事件が発生しました。

 事件を捜査するため、レオナルド・ディカプリオ演じる連邦保安官のテディ・ダニエルズは相棒のマーク・ラファロ演じるチャックと一緒にシャッターアイランドへ降り立ちます。捜査を進めていくと、やがて、レイチェル・ソランド失踪以外にも島内で不審な点が目立つようになり、テディはシャッターアイランドには世間に明かせない秘密があると疑い出します。島内の探索を続けるテディでしたが、彼に待ち受けていたのは想像を絶する現実でした……。

 

③感想

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 観終わった後にもう一度観たくなる作品です。

 大抵のミステリー映画はラストまで観終わると、ストーリーの中で出てきた謎が解けてスッキリし、極力、時を経て話の中身を忘れない限りは二度目の鑑賞をすることは基本的にないと思います。

 ですが、この映画は逆です。確かに、この作品も多くのミステリー映画同様に序盤からラストにかけて謎が発生し、主人公が謎を追いかけていく王道な展開になっています。

 しかし、この作品の特筆すべきポイントは、全てがひっくり返る衝撃的なラストです。「どんでん返し」ってやつです。なんと、この作品はラストを迎えた後、新たなミステリーを観る者に与えます。ラストを迎えた後、「え?もしや、あれって伏線だったのか?」と作中で謎を提示してるとは言い難い多くのシーンがラストへの布石に見え始めていきます。それにより、この作品を観た者は、散らばったピースを探し出すために、もう一度観たくなってしまう作用を起こしてしまいます。実際、この作品の公開当時に「2度見キャンペーン」なるものを行っていたらしく、配給会社側も2回鑑賞するのが前提の作品だと思ったのでしょう。

 個人的には、観る者を騙してミスリードさせてくるエンタメ作品は大好物なので、この作品は大満足でした。

 出演陣も、我らがレオ様と『アベンジャーズ』のハルク役を演じたマーク・ラファロの2人が肩を揃えて並ぶのは夢の共演でした。

 

インファナル・アフェア 無間序曲

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 「潜入」という名の地獄の使命を背負った2人の青年

①概要

 2002年に公開され、世界中にその名を轟かせた香港ノワールの傑作『インファナル・アフェア』シリーズの第2弾です。

 マフィアに潜入した警察官VS警察官に潜入したマフィアという衝撃的なスパイ対決の決着がついた第1部の続編です。

 作中の時代は、第1部より遡ります。つまり、第1部の過去編です。2人の主人公である、マフィアに潜入した警察官・ヤンと警察官に潜入したマフィア・ラウが互いの敵組織へ潜入する前と潜入したての頃を描いた作品です。他にも、第1部で登場したヤンの上司であるウォン警視やマフィアのボス・サムといった、主人公2人に強く関わってくる登場人物や新規に登場するキャラクターにもスポットライトを当てています。

 

②あらすじ

Attack, Blackmailing, Crime, Criminal, Defence, Defense

 時は1991年の香港。

 マフィアとして育てられたラウは、ボスのサムから警察官に就職するよう指令が与えられます。目的は、警察組織の内部情報を漏らし、自身の組織を盤石にさせるためでした。

 警察へ潜入することになったラウ。そんなラウの気がかりは、サムの妻であるマリーでした。実は、ラウは人妻であるマリーに対して密かに好意を抱いていたのでした。

 やがて、ラウは警察官に入学します。同時に、もう1人の主人公であるヤンも入学します。

 ヤンの家系はマフィアでした。ヤン自身は、善人でありたいために警察官へとなったのでした。警察学校へ入学したヤンに待っていたのは「マフィアの家系から警察官を輩出することはできない」という上司からの言葉でした。そして、退学処分を受けることになりました。

 しかし、この退学処分は、上司のウォン警視が仕組んだ偽の処分でした。ウォン警視は、香港内でマフィアが力を持つことを危惧していました。それで、ヤンがマフィアの出自であることを逆手に取って、彼にスパイとしてマフィアへ潜入してもらい諜報活動を行わせるのが目的でした。ヤンは、マフィアであり異母兄でもあるハウの部下としてマフィアに潜入するのでした。

 こうして、ラウとヤンの「二重生活」の幕が上がりました。しかし、それは地獄への扉を開けたも同然でした。「潜入」という使命が2人の日常に大きな”ゆがみ”を与えるのでした。

 

③感想

grey canoe on calm body of water near tall trees at daytime

 詳細に語っていくと、第1部のネタバレになるので控えめな感想にします。

 

 前作の第1部は、スリリングかつスピーディーなサスペンス映画でした。手に汗握る展開が次々と起こり、脚本の秀逸さが光りました。その反面、登場人物たちは、ストーリーを担う1つのパーツのような描かれ方をされ、キャラクター像は必要最低限しか描かれませんでした。

 それに対して、第2部は、第1部の登場人物たちのキャラクター像を掘り下げていくのが際立ちました。かといって、前作のようなサスペンス要素が消えたわけではありません。人間ドラマ寄りにしたサスペンスといった感じです。

 主人公2人以外の登場人物たちもキャラクター像が描かれ、『インファナル・アフェア』の世界をより奥深いものにさせてくる作品です。

 

インファナル・アフェアⅢ 終極無間

映画 インファナルアフェア3 終極無間 ネタバレ感想 シリーズ完結の ...

新たな戦いと終わりなき地獄。傑作の香港ノワール最終章

 

 

詳細に書いていくと、第1作目のネタバレを大いに含んでしまうのでサックリと書きます

 

①概要

 世界が注目した『インファナル・アフェア』シリーズの3作目であり、最終章にあたる作品です。泣いても笑っても、香港映画の傑作『インファナル・アフェア』もこれで見納め(笑)

 

 第3部は、舞台となる時代が2つ存在します。

 1つ目は、第1部の「警察VSマフィア」の決着がついてから数か月後の時代です。物語の時間軸はここが現代軸であり、作中でも主体の時間軸となります。

 2つ目は、第1部と第2部の間にあたる時代です。まだ、警察とマフィアが争っていた時代です。この時間軸は過去軸になります。第1部と第2部で描かれなかったエピソードが盛り込まれ、現代軸への布石や真相になったり、登場人物たちのキャラクター像を掘り下げたりと、シリーズに渡って大きな補完を行う役割を担っています。

 

②あらすじ

Drugs, Weapon, Criminal, Police, Narcotic, Illegal

どう頑張っても、第1部のネタバレになるので簡単に書きます。

 第1部で全て終わったと思っていた「警察VSマフィア」の闘いは終わっていなかった……。以上です。

 

③感想

End, List, Note, Stickies, Memo, Ash, Memory, Message

やっぱり、ここもネタバレなるからテキト~に書きます(笑)

 

 「インファナル・アフェアもこれで見納めか~」と思って悲しくなりました(笑)

 スピーティに展開した第1部。ドラマに寄った第2部。第3部は抽象的表現が多い作品でした。単純に映像を眺めるだけでは話の中身が掴めないことが多かったです。

 あと、どうしても現代軸と過去軸が行ったり来たりするのでストーリーを整理するのが大変でした。いろいろ大事な要素が詰め込まれ過ぎているので、頭の中を整理してから、もう一度観ようかなと思いました。

 締めくくりは最高でした。なんとも噛み締められないラストは切なくも愛おしいものがありました。やはり、第1部の一大スケールで描いた「警察VSマフィア」の構図と第2部で掘り下げられた主人公2人の人物像が積み上がった分、重みの大きいラストだと思っています。

 三部作通して、ストーリー展開とキャラクター像が観てて楽しい映画でした。

 

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド - 作品 - Yahoo!映画

交錯するハリウッドの”光”と”闇”が生み出す最高の悲喜劇

 

①概要

 2019年に公開されたアメリカ&イギリス映画。通称”ワンハリ”。

 

 世界にその名を轟かす巨匠クエンティン・タランティーノの第9回監督作品です。

 

 シャロン・テート殺害事件」という実在の事件が発生した1969年のアメリカ・ハリウッドを舞台に、当時のハリウッド業界の”光”と”闇”を描いた作品です。

 「殺害事件がモデル=サスペンス映画」と頭の中で浮かべると思いますが、実際には違います。サスペンス要素は数ミリぐらいしか存在しないし、そもそも、ストーリー全編を通して「シャロン・テート事件」を語る作品ではありません。ストーリー全体のうち9割ほどは主人公たちの日常や仕事の様子にスポットライトを浴びており、「シャロン・テート事件」は映画のストーリーのほんの一部に過ぎません。ですので、サスペンス要素は薄いです。じゃあ、「シャロン・テート事件」以外の部分がこの映画の主題のジャンルかと思いますが、ぶっちゃけ言うと、ジャンルの断定は難しいです。それだけ多くの要素とゆうか、なんかよく分からんというものが合わさってます。

 ただ、はっきりと伝えられるのは、”ハリウッド業界の光と闇”を描いた作品です。それだけは確実に言えます。

 

 キャスト陣においては、あの2大ハリウッド・スター、レオナルド・ディカプリオブラッド・ピットが夢の共演を果たしたことで話題騒然となりました。さらには、マーゴット・ロビーも加わり、顔ぶれで絵面がヤバくなる程の豪華キャスティングとなりました。

 

②あらすじ

Hollywood Sign

 ※注意※

 映画の情報量が多くて頭がパニくったため、めちゃめちゃ説明足らずです💦

 

 舞台は1969年のアメリカ・ハリウッド。

 

 かつて西部劇を中心に人気を博した、レオナルド・ディカプリオ演じるテレビスターであるリック・ダルトン。だが、そんな栄光も過去のもの。現在のリックは落ちぶれてしまい、悪役やチョイ役ぐらいの仕事しかもらませんでした。ハリウッドの舞台で輝き続けたいリックですが、悪役やチョイ役程度では、キャリアアップに繋がりません。キャリアの終幕を感じ始めたリックは自分自身を嘆き、情緒不安定となっていました。

 だが、そんなリックを温かく見守る1人の男がいました。それは、ブラッド・ピッド演じるリック専属のスタントマンであり親友でもクリフ・ブースです。リックが落ち目に入ったことで、クリフ自身もスタントマンとしての仕事が減りつつありました。だが、リックとは対照的に現状に一切悲観することなく、リックを励ましながらスタントマン生活を送っていました。

 

 そんなある日、リックの下へ映画プロデューサーのマーヴィンが訪れます。マーヴィンは「イタリアの西部劇映画に出演しないか?」と仕事の話を持ちかけて来ました。だが、リックはハリウッドの舞台に固執しているため、乗り気ではありませんでした。加えて、イタリア映画出演の誘い自体が「自分はハリウッドに必要とされなくなっている」と最後通牒を突き付けられたと思ったのです。リックはクリフに泣きべそをかきます。果たして、2人のキャリアと人生は今後どうなるのだろうか。

 

 さらには、リックの私生活にも変化が訪れます。リックの自宅の近所に、マーゴット・ロビー演じる、今をときめく若き女優シャロン・テートとその夫が引っ越しきました。シャロンの夫であるロマン・ポランスキーは映画監督であり、シャロン同様に今をときめく存在でした。

 これからハリウッドを駆けるシャロンとロマン。それとは対極に、時代から外れてゆくリックとクリフ。ハリウッドの光と闇を感じたリックは、シャロンたちを苦々しく見つめるのでした。

 

③感想

People Gathering in Concert during Night Time

 よく分からなかったけど、なんか面白かったです👏

 

 実は私、この映画が実際に起きた事件とその当時を舞台にした作品だと知らずに観ました。

 映画好きの方々からの意見によると、以下の人物たちを知っておかないと、作品のストーリーを理解しづらいらしいです👇

 

シャロン・テート

チャールズ・マンソン

 

 まあ、確かに私も終始よく分からず観てた感はあります(笑)ただ、それでも楽しめる映画でした👍

 

 

 ビジュアル面を語れば、やはりレオ様とピット様の夢の共演。

 2人が肩を並べて映るだけで目のご馳走です。情緒不安定なキャラを演じたレオ様は顔は男前のなのに可愛い一面が見えました。逆に、威風堂々としたキャラを演じたピット様は男らしいかっこよさが光っていました。情緒不安定なレオ様と威風堂々としたピット様の掛け合いは長年連れ添った熟年夫婦のような会話であり、悲痛な言葉を交わしながらもどこか温かみがありました。

 

 この作品のストーリーの特徴を挙げるなれば、1本の軸を基にストーリーを展開する作品”ではない”って部分です。かといって、作中に何話とか何部かに分かれるわけではりません。レオ様とピット様を中心に周囲の人間たちの仕事の様子や日常、そしてチョッピリ非日常が次々と流れていく作品構成となっています。起承転結がサッパリ見えません。山場らしき見せ場もありません。むしろ、逆で全編が山場なのかもしれません。小話を連続で観てるかのような感覚です。語彙力足らなくて説明不足だと思うので、このブログを読んだ方は、とりあえず観といてください(笑)観てもらうのが手っ取り早いです。

 ただ、作品全体としては、さっきから何度も言ってるとおり「ハリウッドの光と闇」を全編に渡って描いています。

 すでに、人物設定においても、今をときめくマーゴット・ロビーと落ち目のレオ様とピット様という構図が光と闇を表現しています。ストーリーはこの3人を中心に周囲が描かれていくため、マーゴット・ロビーは光の部分でレオ様とピット様は闇の部分といった具合に分けられています。かといって、両者がずっと光と闇の平行線を進むわけではありません。この映画は「概要」でも説明した通り、「シャロン・テート殺害事件」を組み込んだ作品ですので、最終的には巨大な闇が襲います。かといって、暗い雰囲気が漂うわけではありません。光と闇が交錯するため、まさに”悲喜劇”と表現するのが1番正しいと思います。

 

ちょっと嬉しかったこと

 日本吹き替え版でブラッド・ピットの声を担当したのが、私の超イチオシ声優の堀内賢雄さんでした👍私、堀内賢雄さん大好きなんです💛これはもう歓喜の極みでしたね✌

 なぜ、私が堀内賢雄さんファンなのかは以下のブログからご覧ください👀

e-maru.hatenablog.com